徒然に過去話

September 03, 2007

直球で投げてこい

昔の彼氏の話です。
思い出してどうしても書きたくて書いてます。


同じ職場の3歳年上のその人と念願叶って
初めて食事に連れて行ってもらった時のことです。

目的地までの車中の会話から。
「私は素直じゃなくて、
いつも“変化球”ばっかり投げてるんですよ」
「そんなんじゃ肘壊すぞ」
「そうですね、確かにかなり無茶やってる気がします・・・」
「・・・確かに判り難い球ばっか投げてきてたな」
(全てが非常に抽象的な会話でした)

食事を済ませ、楽しい時間を過ごしての帰路、車中で。
「今日はありがとうございました」
「・・・あのさあ、俺には“直球”で投げてこいよ」
「え、でもコントロール悪いですよ」
「気にするな、お前が投げた球ならどんな球でも取ってやるから」
「どんどん投げてこい、全部ちゃんと受け止めてやるから」
キャーッッッあ〜ま〜〜いっっ


賢明な読者の皆様はもうお気づきですか?
そうです、
遺伝子の彼です。

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sen_mama at 09:19|PermalinkComments(4)

June 11, 2007

アイロンの秘密

今回はアイロンの秘密です。
大学2年生の時にお付き合いしていた社会人の彼氏の部屋から持ってきたものです。
彼が実家に帰る時、もういらないと言ったので、
アイロンを持っていなかった私がそのままもらったというわけです。

当時、彼のアパートになんとなく住み付いて、
大学もそこから通っていました。
友人には“別宅”など言われて半同棲をしていました、。
身の回りのことを甲斐甲斐しく世話をしていました。
若かったですね、いじらしいほど「犬の女」でした。

「犬の女」???
 飼い主(彼氏)に忠実で、有益であろうと一生懸命な女のコのことです。
 その反対が「猫の女」です。
 夜中に酔っ払って帰ってきて「コーラ飲みたい〜」と言われれば、
 走って買いに行くようなおバカさんでした。
 当時の日記に「私は“犬の女”だ」と書き綴ってありました。

そんな彼のYシャツのアイロンがけに使っていたのがこのアイロン。
スチーム機能は壊れているのでもっぱら今はドライ専用ですが、
まだまだ現役さんです。
滅多にアイロンがけはしないんですが、
時折出して使う時には、その彼のことをちょっと思い出したりしています。


sen_mama at 22:48|PermalinkComments(1)

June 05, 2007

夫のタオルの秘密

夫が洗面所で毎朝顔を拭いているタオルの話です。
思いついたので書いてます。

そのタオルは柄違いで2枚あります。
有名なスキー場の名前の織ネームが端の部分に縫い付けてありますが、
特にお土産チックではない、シンプルな模様で少し厚手のタオルです。

その昔、当時の彼氏とスキーに行ってペンションに泊まった時、
うっかりタオルを忘れてしまった私に彼が買ってくれました。
「こういうのって後から色々思い出せて記念になるからね」
と言って買ってくれました。

今でもそれを見る度にその彼のことや楽しかったスキー旅行のことを
いとも簡単に思い出すことができます。

私のまわりには、
昔の彼氏との思い出を抱き込んだモノが
そこここに点在しております・・・。



sen_mama at 10:44|PermalinkComments(3)

July 22, 2006

痛いばっかりじゃなかったですよ

3回出産してますが、
出産(分娩)は痛いばっかりじゃなかったです。

と書くと、何のことかと思われますね。
実は少し前に、お気に入りのブログ「目からウロコ!母親力」で
出産時の痛みについての一考の記事が目に留まったんです。

それから数日後、タイムリーなことに雑誌「ecomom」にこんな記事が。

命が生まれる素晴らしさを伝えたい

バースコーディネーターの大葉ナナコさんの記事でした。
「産むのが怖い」という最近の女性についてのちょっとしたコラムでした。


確かに、「お産は大変」「痛くて死にそうだった」「あんな思いはもうたくさん」・・・
色々感想を聞きますが、そのどれもが非常にネガティブです。
「楽しかった」「スッキリした」「またやりたい」・・・こんな産婦さんはなかなかいません。

少子化対策に色々な政策が打ち出されていますが、
二人、三人と産んでみて、
“次も産もう”と思える気持ちの下地が今のお母さん達には
本当に無いことを痛感しています。

一人目から“産むのが楽しみ〜”的な心の余裕もなかなか持てない。
妊娠中の情報はたくさんあっても、肝心の陣痛時・分娩時の情報って
なかなか無いものなんですね。
どれも「痛かった、辛かった」と不安を煽ることのほうが多い気がしました。
情報不足の中で事が終わると、「もう、次はいいや」って気になりますよ、確かに。


「痛い」です、「痛かった」です、あれは確かに。
ですが自然分娩であれば、痛みで死んでしまうことはありません。
“痛くて死にそう”というのは、今まで経験したことのない痛みなので、
そう表現せざるをえないのだと思います。

妊娠中の経過が良好であれば、陣痛は来るべくして来るもので、
分娩のその時まで気を失うほどの痛みはありません。
実際に気を失ってしまったら分娩できません。

私は一人目の陣痛時に↑↑(こんなこと)を考えていました。
今思うと、非常に冷静でした。

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sen_mama at 11:32|PermalinkComments(4)